【きものレンタルあかね】ゆかたTPOに関するご質問!

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ゆかたのTPOについてのお問い合わせ。

 

「川床にゆかたで行きたいと思います。暑いですし…。」

 

…確かに。

川床、といってもカジュアルなお店から、きちんとしたお座敷まで様々。

暑いからと言って、いつでもどこでも浴衣でいい訳ではない。

 

というのが、きものレンタルあかねの見解です。

 

私個人の見解ですが、解かりやすく言うと、浴衣は本来は寝間着であった、

故に裸足。故に今も裸足で入れない場所には着て行かないのが、無難です。

 

【浴衣】

本来は寝間着であった。

基本的に着用時は裸足。

洋服でいうと、短パンにTシャツ程度。

着用シーン: 街散策、居酒屋、ビアガーデン、カジュアルなカフェ、定食屋程度。

NGシーン: 洋服で裸足やサンダルで入れない場所。お座敷、ホテルでの食事など。

 

【浴衣に夏物長襦袢、レース足袋など】

寝間着であった浴衣の発展版。

レース足袋などで裸足でない分、お座敷川床などにはベスト。

洋服でいうと、肩の露出したカジュアルワンピースにパンプス。

京都の夏は、舞妓さん達がお稽古時に、夏物襦袢・浴衣・夏物名古屋帯・足袋・下駄

という姿で歩いていて、涼しげですー。

NGシーン: ホテルでのお食事、室内でのお座敷。お式ごと。

 

【夏きもの】

お式事以外のある程度のシーンに、対応できる。

素材に透け感もあり、涼しそうに見えるのがすてき。

洋服でいうと、袖のあるワンピース、カジュアル素材のスーツ、にパンプス。

NGシーン: お式ごと

 

結婚式やお顔合わせなどの、お式ごとには暑くても必ず訪問着・振袖といった、

フォーマル着物をお召しくださいね♪

小紋などで行ったら、馬鹿にしているのかしら?と眉を顰められてしまいます。

 

しかし、昔から気候は変わってきて、6月でも暑いし、本来の着物の暦

に従っていられなくなりました。

もはや浴衣姿が、溢れてもいいんじゃない?Tシャツよりは風流でよいんじゃない?

私は、個人的には浴衣推進派です。

きもの、暑いし。必要なければ着なくていいですよ。

 

…とはいえ、洋服でもTシャツかワンピースか、サンダルかパンプスか、その時々のシーンには合わせて服装を変えると思います。

 

夏きものは、見た目涼しげでも暑いです!

が、洋服でも、良さげに見える服が必ずしも着心地の良い服とは、限りません。

たまには、暑さを我慢して、足の痛い履物を履いて出かけるのもよろしいかもしれませんね。

ゆかたTPOが、少しでも解かりやすくなればいいな、と思っています。

 

写真: 梅雨時期の箸袋~☆

傘と菖蒲、かわいおす。

 

 

 きものレンタルあかね 

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