L'été 2015 à Kochi
おぼんおぼん。
きものレンタルあかねは、夏のバカンス中です。高知に帰省しております!
先日出会ったフランス人たちに、
「バカンスどこ行くの?Ou vous allez partir en vacance cet ete?」
と聞いてみた。
フランスでは、みんな一か月程バカンスを取って、旅に出ます。
日本のお盆休みなんて、タバコ休憩並みに短いけど、まぁみんなどっか旅に出るのかな?
と思い聞いてました。
しかし、京都に住むフランス人の皆さんは、曇った表情で顔を横に振り、
「いや、どこも行かない。」
と答えるのです!
お金を稼がなきゃ、とか、仕事場が休みないから働かなきゃ、とか
大変日本人的な理由でバカンスに出ない様です。
住む国が変われば、元々の国民性も習慣も変えざるを得ないのか…。
郷に従えなのか…。
高知への道中、そんな事を考えておりました。
看板猫さん、ご来高。
よさこいを見る踊り子さんたち。…頭に鶴付けていらっしゃる。
やまと川ー。
うみー。
親戚宅でかつお・手巻きフェット。
絶対好きやと思う!と連れてきてもらった、高知・帯屋町のすしバル うますしさん。
https://m.facebook.com/profile.php?id=715784808482247
写真のアングルは微妙ですが、おいしかった☆ 空間もよかった。
お店のそばの鉢植えに、ねこが入ってました。シュール。
アペリティフ手巻き、ディナーお寿司だった夜…。
何故か、フランス在住歴のある人が集まり、色々アイデアを出しては、盛り上がりました。
あらためて、「高知ってラテン」と思いました。
【きものレンタルあかね】工房見学 高橋徳さん
きものレンタルあかね、京友禅染の工房「高橋 徳」さんに工房見学に行ってまいりました☆
その話をすると、一緒に行ってみたかった!と沢山言っていただいたので、
次の工房見学は、あかねFBページで募集もして みんなで行ってみましょう♪
友禅染めの工房である、高橋徳さん。
大変素敵な日本家屋の手前にギャラリーや、坪庭、情報発信のスペースがあり、
奥や2階に染め工房があります。
まずは、友禅について、友禅染の工程についてのお話し。
友禅染は、主に京友禅・江戸友禅・加賀友禅の3つ。もっとざっくりですと、
…そもそも友禅染とは??
のりで防染(染めない所をのりで、ふせて他の場所を染める)して、染めていく技術です。
…友禅染の発祥は?
昔々、360年前の江戸時代、徳川綱吉の時代に贅沢を禁止する、奢侈禁止令が出ました。豪華とされる「絞り・刺繍・金糸・金箔」はNGとされました。
そのすべての技法を用いない技法として、のりで防染しつつ着物一反を染め上げる、友禅染が始まりました。
また、宮崎友禅という当時人気のあった扇絵師が、きものの世界へ進出。
贅沢を抑えた この技法を用い、絵画的なデザインをした着物が庶民の間で大変人気となりました。
今でいうデザイナーズブランドとして、「友禅染」という名前がつけられたそうです。
それらを説明していただきつつ、昔の図案例を見せてもらいました。
大変、おしゃれなんですけど!
屏風のみ描かれてるきもの!
大胆な縄のれんデザイン、にんにく柄のきもの!
その昔、縄のれんは虫よけの為に料理屋さんの前にのみかけられていたそうです。
では、なぜ女性の着るきもの柄に、縄のれんを描くの?
男性が女性に着せたきもの柄らしいです。
洒落ておりますな。
京友禅は、そこに金箔加工や刺繍をして飾りつけをします。
華やかさを求めるから、だそうです。
↓金箔が施されています。
工房内は、職人さんの技術を守るため、写真撮影禁止でした。
昔々の図案。白黒写真しかなかった時代に、今後に技法やデザイン、色彩を残す為、
用いられた方法は、木版画でした。
木版画で、繊維の糸のほつれまで表現されています。
関東の民芸博物館の、古来のきものを再現をされたそうです。
きものに描かれた京都。
清水の舞台と滝。
足元に描かれた立派な橋は、五条大橋。
その左ななめ上の簡易的な橋が、四条大橋でした。
四条大橋は、鴨川が増水すればすぐ流される様な、庶民が利用する橋でした。
その庶民の四条大橋の下で、庶民の踊りが始まり、それがいずれ歌舞伎となり、
地主神社は元々は桜の名所だったらしい。桜の色味が秋色な事にびっくり。
最後にお茶と梅甘露を頂きつつ、京の井戸水についてしばし歓談。
坪庭を活かしたギャラリー。
すてきすぎる空間、案内役もいらっしゃる、高橋 徳さん。
台湾茶道のセミナーもされていらっしゃるとの事、また是非伺いたいです。
染工房「高橋 徳」
http://www.takahashitoku.com/
ギャラリーYDS
http://www.takahashitoku.com/contents.php?id=31
あかねさんぽ -Akané promenade-
かわいいけど明らかに、きものレンタルあかねのお客様好みではないのよね。。。
けど、私は好き。
しましまの中に、お船柄だよ。
裏地エメラルドグリーンですよ、すてき。かわいい。
だけど、あかね好みじゃないんですよー、どうしよう??
と思いつつ、自分用に仕入れてしまいました!
その頃から「あかねカジュアルライン、必要かも。。つか、単に私がたまにアバンギャルドラインしたい…」とおもいつづけていました。
無理矢理、お船帯を しっとり絞り浴衣に合わせて「京の七夕」と川床に出かけてみました。
これまた、あかね好みでなさそうなラメラメの黒い帯締め。
「目玉をイメージして、結んでみた!」
と言ったら、誰にも理解されませんでした。
…しっとりおとな着物の「あかね」のカジュアルラインとして、
「あかねさんぽ -Akané promenade-」というのをやろうと思います。
Promenadeとは、フランス語で「さんぽ」という意味。
こちらでは、ふらっと散歩がてら、
毒のあるポップな きもの生活を、気の向くままご提案します!
いきなり、 -Akané promenade-のイベントです。
フランス人の旦那さまとカフェをオープンされた、Mamiさん。
そちらで行われる、ゆかた流しそうめんイベントにでお着付させて頂きます☆
https://www.facebook.com/events/868434406571665/
15:00-19:00 きものフリマ& きものレンタル、持込着付
19:00-22:00 フランス交流・流し素麺イベント(Entrance fee :1000円 (1000円にて流しそうめん食べ放題。
◆きものフリマ
Mami caféのスペースにて、きものや小物類の販売をします
カジュアルきものや小物から、着付練習に使えるポリ訪問
掘り出しものもあるかも。
◆ゆかたレンタル
ゆかたトライアル 1500円
Mami caféでゆかたにお着替え、疲れたらまた洋服に着替え
*Mami caféでのみ着用で1500円。外出する場合は、レン
◆ゆかた持込着付
お手持ちゆかたの着付 800円
*お手持ちのゆかた、帯、着付道具をお持込みで800円
小物が足りない場合は、購入可能です。
★ゆかた着付・レンタルサービス par Akané promenade★
*Akané promenadeは、「着物レンタルあかね」のカジュ
19:00までは、流しそうめんのチャージなし。
私は、15:00よりのんびり待機しておりますので、京の七夕散策がてらお越しくださいませー☆
以下、京の七夕と川床タイ料理の様子。
暑くて死にましたが、ゆかたでお出かけ出来るのは8月中のみ!
無理しても、ゆかたで お出かけくださいませ☆
きものレンタルあかね の理念
最近、さすがに浴衣やきもので、頻繁に出かけすぎかなぁ、仕事でもきものだし、この夏 洋服買ってないしなぁ。。
前職の時の私は、「人様をお着付けして、美しくしてさしあげるのが仕事」で、
自分が着物を着て浮かれるべきではない。
あくまで裏方であるべき。
と思ってました。
が退職後、仕事でもプライベートでも、着物で出かける様になり。
ブログにも着姿をアップしたくて、自ら着物姿で出かける様になりました。
褒めてもらったり、着物の質問を受けて、答えるのが楽しかったりしてます。
また、自ら着物で生活する事で、今まで気づかなかった、細かな きものを着るコツ、困る点があるのです。
…前職で長年、大手きものレンタルで働いていたのに、きものを着る方が困るポイントや、本当に欲しいサービスを知りえてなかったのだなぁ。
などと思っている矢先、友人から「こうして日常的にきものを着てる人が側にいるから、
私ももっと着てみよう思う。」
と言ってもらい、ちょっと感動。
こんばんは、初心を思い出した、きものレンタルあかねです。
昔々、16歳の頃、
「私、きものをもっと普段着として広めたい。もっとお祭りとかに気軽に浴衣ででかけたり、ちょっとゴハンにきもので出かけれる様にしたい!」
などと、 いきがって言ったのを思い出しました。
その後、海外含めて放浪しつつ、やはり きものを好きかもしれないという想いはありました。
日本帰国後、きものレンタルショップで勤務、そして今に至ります。
あかねを立ち上げて半年、友人の言葉に、ふっと自分が昔 願っていたことを思い出しました。
「きものを日常的に着る生活」
めぐり巡って、16歳のいきがった自分の言葉を思い出しました。
大型店舗運営で、学ぶことは沢山ありました。
が、店員が皆、売上の為に死にかけている薄利多売は、私がやりたいサービスではなかった。
もちろん、今も大手でしか出来ないサービスはある、と思います。
だけれども、きものレンタルあかねは、一日のお受けする人数は少人数でもいい、もっと 一名一名の想いをくんで、その方のきもので過ごす大切な日を、より素晴らしいものになる様にお手伝いしたい、
その方が、今後も もっと気軽に おきもので過ごす日を生活を増やしたい、
と思っています。
暑くなりすぎない様、昨晩はアップしなかったけど、あんま変わらなかった。
淀川花火大会を、最高の立地で見させて頂きました♪
(※いいえ、淀川でなく天神祭でした!もー!)
浴衣メインで撮影して欲しいのに、今の楽しさメインで撮られた写真たち。
これも、良いなぁ。すげー笑ってるけど。この夏の友人たちと、ゆかたの思い出です。
祇園祭 後祭ダイジェスト
昨年から復活した祇園祭の後祭。
「後のまつり」という言葉は、この後祭から来たのだとか。
京都では、祇園祭の期間中 常にどこかで何かしら行事ごとをしています。
後祭の様子はダイジェストでお送りします。
台風過ぎ去った途端、すでに骨組が出来上がっていた大船鉾。
大船鉾完成、というか既に宵宵山。
しかもまた台風でビニールシートかむっている。
前祭と比べると、後祭は人も少し少な目。で、宝物の展示が見やすいです。
日和神輿♪ 前祭は台風であきらめたのですが、後祭は見てきました!
しっとりお囃子が練り歩くのを、大船鉾のみ発見!
ついていってみました。
夜のお囃子隊に着いて、町をそぞろ歩くのって楽しい♪
あばれ観音。
女性の観音さまの、男性観音への恋心を治めるために、
こうして、ぐるぐる巻きにして、振り回すそうです。
大いにあばれておりました!
クレイジーだよな…と思いました。
あと京都の人、「わっしょい」ていう掛け声も言えるんだな、とも思いました。
花傘巡行での鶴の子達。
アーケードに入ったら、羽根とじてました。
毎日、祭ごとが多くて寝不足でございます。
あと、浴衣の手入れに明け暮れております。